無題

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ワーウィック大学のピーター・バッカス博士たちの研究グループは、チェスの世界での男女の実力の違いから、男性と女性の競争における優位性の原因を探りました。

 「チェスの世界で女性は男性に劣る」という固定観念こそが女性がチェスで上位に食い込めない原因であるとバッカス博士たちは指摘しています。

研究者たちは「チェスの世界にはびこる、男性優位の固定観念が影響を与えている」という可能性を指摘しています。否定的な固定観念に苦しむ者はそれを避けようとする不安を抱いたり、固定観念を受け入れ追随したりすることが多いことが知られており、「男性の方が強い」という固定観念に女性が縛られてしまうことで、本当の能力を発揮できていない可能性があるとバッカス博士たちは考えています。

この指摘が正しいとして、何かすべきなんだろうか。

勝負事において色々な思い込みがパフォーマンスに影響を与えるのは多くの人が経験していると思う。

この結果について言えば「勝てないと思っているから負ける」ということに過ぎない。それは性別に関係なく、そのプレーヤーの能力の問題。だから男女平等の観点からここに介入することはない。

では「女はチェスが弱い」という意見に対して「それはそういう観念が先に定着しているせいだ」という反論はどうだろう。いやなんかフェミニズムな感じになってきた。そういうのは何年も前から頭のいい人たちが時間を使って考え議論してきているはずだから、俺が考えるのはやめよう。

研究の動機はチェスに絞られてはいないので、色々な分野で女性が「女だから活躍できない」という固定観念に苦しめられているのであれば、それがなくなるといいですね。