生活保護

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「障害でも何でもない 健康そうなこの人、一度でも自分の置かれた立場を、納税者のことを考えたことがあるのでしょうか」と、一部の保護受給者を厳しく批判する。

面接した程度で、障害かどうかわかるんだろうか。大体障害と言っても様々なのに。

そして「障害でないなら生活保護を受給すべきでない」という考えはどうなのだろうか。

生活保護という制度があるからには、制度の目的、制度が必要であるとする思想がある。それを学んだ上で「制度が目的・思想に沿っていない」「そもそもその思想がおかしい」という批判はあるかもしれない。しかし学んでもいないのに批判するのは、この制度に関して積み上げられた議論を踏みにじる行為だ。制度が適切に運用されていないことを批判するのは、別に学んでなくてもいいけど。

生活保護はまさしく生活に関する制度。だから誰でも関心を持ちうる制度と言える。誰でも一言言いたい。それはしょうがない。でも制度や運用が、よく学んでいない多くの人の意を汲むようにはならないでほしい。